■強い心を作る方法。丈夫な心を作る方法。くじけない心を作る方法。心を元気にする方法、元気になる方法
|
自分の中の輝く価値を信じよう
●健全な自尊心を持つ
健全な自尊心を持っていない人は、様々な方法で自分自身に対する感情を改善しようとする。
しかし、残念ながらそれはうまくいかない。
たとえば、こんな感じだ。
・高価な物を所有する
・他人に対して威張ったり支配したりする
・多くの人に好かれたり認められたりしようとする
これらの方法では一時的には感情が改善されるが、根本治療にはならない。
これらは外部からの働きかけに過ぎない。
健全な自尊心とは、自分の内部で明るく輝き続ける灯りのようなものでなければならない。
健全な自尊心を育てる唯一の方法は、読書や講演の聴講などを通じて自分に関する真理を学ぶことだ。
そうすれば、それまでのあなたとは違う、はるかに幸せな人物になることができるだろう。
★自分の中に輝く価値があることを信じることから始めよう。
|
●自分の不完全さを認める
「あらゆる点で完全である必要」はない。
絶えず完全を目指すように言われると、かえって自分の不完全さを意識させられて自尊心が低下する。
私たちは自分について不満を抱きがちだ。
たとえば「よくミスする」「わがまま」などなど。
実際、自分の不完全な部分をあげるとキリがない。
ここで3つの真実を指摘しよう。
(1)世の中の人は誰ひとりとして完全ではない
(2)世の中の人は誰ひとりとして今後も完全にはなれない
(3)あなたが完全である必要はまったくない!
さらに、次のように考えよう。
(1)自分の不完全さを認めることは、弱みではなく、強みである
(2)不完全さは人間の証である
(3)自分の不完全さを受け入れる必要がある
★私は不完全な人間だが、それでいいのだ。
★私の外見や肉体はちょうどいい。
|
●人に認められようとしない
あなたは人に好かれると気分がよくなり、人に好かれないと気分が悪くなるだろうか?
もし、そうなら、それは考えものだ。
いつも人に好いてもらうためには、いつも相手の望み通りに行動しなければならない。
八方美人は今すぐ、やめよう。
これには膨大な時間と労力が必要になり、割に合わない用事を次から次へとさせられるはめになる。
人に認められようとする習慣をやめるには、どうすればいいだろう?
それには、自尊心を育てることだ。
自分で自分を認めれば、もはや人に認められる必要を感じなくなる。
★私は、自分で自分を認めている。
|
●自分の価値に気付く
あなたは自分をどれくらい価値のある人間だと思っているだろうか?
(1)たいへん価値がある
(2)それなりに価値がある
(3)少し価値がある
(4)ほとんど価値がない
(5)まったく価値がない
あなたを含めて全ての人は、毎日、さまざまな方法で世の中に貢献している。
誰かが気付くかどうかとは関係なく、あなたの世の中への貢献は価値がある。
もし、世の中に貢献していないと自分は思っていても、「生きているだけ」で価値がある。
あなたは他の誰とも同じくらい価値がある存在であり、あなたの世の中への貢献は、他の誰の貢献とも同じくらい価値がある。
★私には、他の誰にも劣らない価値がある。
|
|
●自分を無条件に愛する
自分では気づいていないかもしれないが、あなたは自分を愛するかどうかを人生のある時点で決定している。
たとえ、自分で意識していなくても、無意識にその決定をしている。
自分を愛していないことは、たいへん、辛い。
自分を愛していない人は、自分をさんざん罵倒するだけでは物足りず、他人を絶えず批判してしまう。
それに対して、自分を愛することは、たいへん楽しい。
自分を愛する人は、自分を受け入れる。
自分のミスにこだわらず、教訓を学びとって前向きに生きる。
不可能な夢を持たず、可能な夢に向かって努力する。
世の中はときにはひどい仕打ちをするものだが、自分を愛している人は、自分の価値を正しく認識し、自分に優しくすることができる。
自分を愛そう。自分のためにも。他人のためにも。
★私は、自分を愛し、自分を許し、前向きに生きている。
|
●自分を他人と比べない
自分を他人と比較することは無意味であり、時間の無駄だ。
人はみな、他のどの人とも何らかの点で違っており、本来、比較のしようのない存在なのだ。
★私は、自分を他人と比較して優劣をつけていない。
|
●自分を最優先する
自分を100%愛することは大切だ。
しかし、残念ながら、多くの人は自分をそれほど愛していない。
自分より他人の幸せを優先するようにしつけられていなければ、もっと自分を愛することができるのだが。
私たちが学んできた間違った考え方とは、次のようなものだ。
1)自分の意見より相手の意見を尊重せよ
2)まず相手を満足させてから自分も満足させよ
3)相手のニーズは自分のニーズよりも重要だと考えよ
4)相手の感情は自分の感情より重要だと考えよ
自分より相手を優先すると、自分のニーズを軽んじてしまいやすい。
その結果、相手に利用されているように感じ、被害者意識を持つようになる。
自分よりも他人のほうが大切だと考えるのは悪い習慣だから、ぜひとも断ち切るべきだ。
自分を大切にしないような人は誰の力にもなれないからだ。
したがって、あなたの人生の中でもっとも大切にすべき人は、ほかならぬあなた自身である。
★私は他人よりもまず、自分自身を大切にしている。 |
■強い心を作る方法(その2)を見る
|
●悩みを解消し、自信を持つ方法を紹介するブログ |