■強い心を作る方法。丈夫な心を作る方法。くじけない心を作る方法。心を元気にする方法、元気になる方法
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●悩みの分析と解消法
種々雑多な悩みに対するための準備をしておこう。
1)事実の把握
2)事実の分析
3)決断、そして実行
事実を把握するというのが、なぜ、そんなに大切なのだろう?
事実を知って、はじめて私たちは自分の問題を手際よく解決できる。
事実に基づかなければ、いたずらに気ばかり焦って、混乱を増すだけだ。
「混乱こそ悩みの第一の理由」なのだ。
この世の悩みの大半は、判断の根拠となる知識が十分でないのに、あえて判断を下そうとするから生じる。
たとえば来週の火曜日、午後3時にある問題に対処する必要があるとしよう。
私は来週の火曜日になるまでは、その件について決断を下そうとはしない。
その間に、その件について関連のある事実をことごとく集めようと専念する。
気をもんだりはしない。
ひたすら事実の把握に努めるだけだ。
そして火曜日になるまでに、もし全ての事実を把握していれば、問題はたいてい自然に解決している。 |
●悩むに対す処方箋
思考の中から感情を締め出してしまおう。
私たちは「公平な客観的」態度で事実を集めなければならない。
しかし、悩んでいる場合には、それも容易なことではない。
悩んでいる時は、感情が高ぶっているからだ。
だから、こうしよう。
1)事実を把握しようとする場合に、情報集めは自分のためではなく、誰か他人のためのだと思うようにする。
こうすると、事実に対して冷静かつ公平な観察がしやすくなり、感情を取り除くことができる。
2)自分を悩ましている問題について事実を集めているあいだは、自分を自分の反対側に立って反論しようとしている弁護士とみなし、反論を加える準備をしているつもりになる。
つまり、自分自身に不利な事実の全て、直面したくない事実の全てを把握するように努める。
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●問題を分析したら、果敢に行動しよう
問題を解決するらめの第一歩は事実の把握だ。
集めた事実を次に、分析しないといけない。
そのためには、事実を書きだしてから分析するほうが、ずっと容易になる。
ノートでもいいし、パソコンでもいい。
事実を書きあげ、問題をはっきりと書く。
これで、賢明な決断ができるようになる。
「問題を手際よく表現することによって、問題は半ば解決されている。」
1)悩みの種は何か?
2)それに対して、自分は何ができるか?
3)どうするかを決断する
4)その決断をただちに実行する
これらを文字にすると、スッキリする。
この方法がなぜ、それほど優れているのだろうか?
その理由として、効果の大きいこと、具体性のあること、問題に直結していることが挙げられる。
特筆すべきは、「何かの行動で示すこと」という面を最優先させていることだ。
私たちが行動でもって示さなければ、真相の究明や分析も絵空事に等しい。
まさにエネルギーの浪費でしかない。 |
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